2月終わり、ルカスとルカスのご両親とともにドイツ、オーストリア国境あたりへ1週間行ってきた。
滞在先はドイツのInzell(インゼル)という小さな村。ここはスピードスケーティング場で有名な村らしく、多くのナショナルチームが合宿しに来るらしい。ルカスと両親が初めてインゼルを訪れたのも、彼が16歳頃に所属していたスピードスケーティングチームの合宿先がこの村だったからだ。それを機にほぼ毎年訪れるようになったらしい。去年、私とルカスは友人らとフランスへスキー旅行に行ったため、インゼルには行かなかった。今年が私にとって初めてのインゼル滞在となった。
日曜日、ルカス両親家を朝6時半出発。目的地には夕方の16時頃に到着した。去年のフランス・ノルマンディー旅行以上の長時間(10時間以上)の車旅にとてもビビっていたが、何とか問題なく乗り切る事ができた。心配だったのはもちろんトイレ休憩。フランスのトイレを経験してから、サービスエリアでのトイレ休憩を利用するのが気が引ける(必ず1ユーロはかかるし)のと、私だけがトイレ行くために車を停めるのが申し訳なく感じていたからだ。しかし、今回の車旅では極力水分を摂取を控えたということもあり、行きは2回、帰りはなんと1回で済んだ。体には良くないだろうが、トイレの利用回数を抑える事ができたのでwin-win。また、ドイツのトイレは比較的清潔ということも分かったので、今後、ドイツへの車旅でも安心できる!
トイレ事情の話で長くなったが、今回の旅行中、2日間はスキーをして(ルカスと私のみ)それ以外は近隣の町、オーストリアのザルツブルクやミュンヘンに行くなどして滞在を楽しんだ。
インゼル到着前は雪景色の村を想像していたのだが、着いてビックリ、雪がどこにも見当たらない…。今年は暖冬の影響で、スキーエリアを除き麓の村・町では雪が全然積もらなかったらしい。ルカスとご両親も冬に雪のないインゼルに来たのは初めてだと言っていた。

スキーエリアに行くには、まずインゼルから車で30分ほど先のあるゴンドラ乗り場に行き、そこから10分ほどゴンドラで山を登る。ゴンドラを降りると雪景色が広まっていたので安心した。
スキー1日目、午前中は雪だったが午後には天気が回復し、次の日も晴れている中ウィンタースポーツを楽しむ事ができた。個人的には下半身の疲れを考えると二日間のスキーで満足!(笑)ヨーロッパに来てまたスキーを再開することができとても嬉しく感じる☺️



最後に、折角なのでゲレンデのレストランで食べた料理を紹介。

まず一つ目がKäsespätzle(ケーゼシュペッツレ)というドイツ南部の料理。卵ショートパスタをたっぷりのチーズと和え、仕上げにオニオンフライをトッピングしたとてもヘビーな料理。パスタがもっちりでどちらかというとニョッキに似ているような食感。どんなチーズが使用されているか分からないが、匂いは強いものの食べてみるととてもマイルドな味。美味しかったが、フランスで食べたチーズフォンデュのような感動はなかったかな(笑)。量はもちろんジャーマンサイズ(2人前くらいの量)。

二日目にはオーストリア料理の一皿Kaiserschmarrn(カイザーシュマーレン)という甘いパンケーキを頂いた。こちらももっちり食感(ここらの地域はもちもち系が好きなのか。。。)で、パンケーキがあえて細かく裂かれている。その上にパウダーシュガーがまぶされており、アップルソースもしくはプラムソースにつけて食べる。こちらも1人では食べきれない量が運ばれてきて、ルカスとシェア。食べた感想は、ごく一般的なパンケーキの方が美味しい!(笑)なんだろう、量のせいなのか全てが甘いからなのか、食べるのにすぐ飽きてしまった。経験として食べれて良かったかな!
因みにオーストリアのスキーリゾートではよく見かける料理らしく、ルカス曰く彼とお兄ちゃんが食べ盛りだった頃は、ゲレンデでの昼食に一人一つカイザーシュマーレンを毎日平らげたらしい。
ルカスのご両親との旅行は去年のフランス・ノルマンディーを合わせて2回目となった。前回もそうであったが、彼らとはいつも気ままで楽しく時間を過ごすことができる。その雰囲気を作ってくれるご両親に感謝だし、もちろん今回の冬旅行に連れて行ってくれたことに感謝したい。
次回の家族旅行も楽しみだ!
